店舗什器の種類について ~システム什器~
2017.05.24

ハンガー店舗什器にはさまざまな種類があり、その中には、システム什器と呼ばれる種類の什器もあります。
では、システム什器とは、一体どのような什器なのでしょうか?

システム什器とは、さまざまなユニットを組み合わせ、希望通りのディスプレイを作り出すことができる種類の什器です。
システムキッチンという言葉を見聞きしたことがある方は多いのではないかと思いますが、システムキッチンは、工場で製造されたそれぞれのパーツを、その場で組み立てるタイプのキッチンです。
そして、システム什器もまた、システムキッチンと同様に、さまざまなパーツをその場で組み立て、店内の雰囲気とコーディネートしながら置くことができるという特徴を持っています。
たとえば、生活雑貨のお店にシステム什器を取り入れるとしましょう。
この場合では、同メーカーが製造しているパーツを使用して、幅や大きさを作り変え、「化粧品用のディスプレイ」、「ファッション小物のディスプレイ」というように、そこにディスプレイする商品の大きさや種類などによって、パーツを自由に組み合わせることができます。
また、アパレルショップの場合では、複数のラックを組み合わせることにより、ひとつの大きなラックに見せることも可能ですし、同素材のフレームを複数並べれば、サイズ別やカラーのタイプ別、メンズ用、レディース用、キッズ用などに区分して商品をディスプレイすることもできます。
システム什器は、あらかじめ店内の雰囲気に合わせてオーダーすることができますので、少しずつ什器を揃えて行く方法とは異なり、使用する什器の統一性が感じられなくなることはまずありません。
つまり、完成時をイメージしやすく、また、アレンジもしやすいということですね。
このように、とても合理的なシステム什器ではありますが、デメリットがないわけではありません。
それは、店内の面積と什器の大きさを考えずにオーダーしてしまうと、店内の面積に対して大きすぎる什器になってしまったり、その反対に小さすぎる什器になってしまったりする可能性があるということです。
この部分については、あらかじめコーディネーターと相談して決定すれば、まず失敗はないと考えられます。
一方で、お一人でシステム什器を決定しなければならないのであれば、素材やタイプだけではなく、組み立て終わった什器の大きさと店内の敷地面積のバランスを考え、適切なサイズのシステム什器をオーダーするよう、注意する必要があるでしょう。

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